「しんじょう よりあい」の千羽鶴(エピソード2)

今年も1万羽の千羽鶴を 平和行進団に託しました。
折り紙の鶴が千羽の連になるまでには
いろいろな仕事が必要です。
「しんじょう よりあい」のスタッフや
ボランテァさんは 利用者の方々が
楽しみながら その作業に携わる工夫をしています。
配色や色分け作業は一番人気があります。
鶴を数えるときには楽しく頭の体操を 並べる時や繋ぐ時には
手指のリハビリもどきで・・・
「さぁ~ この(色)の組み合わせは 何を連想する?」
「う~ん お星様一杯の 夜空かな・・」
「いや 雨上がりの あじさい?」
出来上がった千羽鶴を眺めながら
様々な話をひき出し 楽しい会話が弾みます。
今年は さお竹にぶら下げて
駅前商店街を 歩いていただきました。
でも ご覧になるのはほんのわずかな人たちです。
来年は もう少し
地域に根付いた千羽鶴の活用ができたら・・と考えています。
せっかく この町を通過するのですから 利用者の方々が 精魂こめて製作したものです、
意義のあるものにしたいと思います。
明日から 鶴の製作が始まります、来年に向けての宿題ですね。