また お一人お年寄りのTさんが 
お亡くなりになりました。
この方も しんじょうよりあいを利用し、
育ててくださった方でした。

3年前のある日の夕方 
このTさんとの立ち話の中での
思いがけない言葉が 
近くにできた介護保険施設をつくる 
きっかけとなったのでした。

あの日のことは忘れる事はできない。

「あぁ だったら うちのあそこの土地を使えば・・
息子に言っとくから・・」
雑作もなく 受け入れて下さって 
アイスクリームまで差し入れてくださったのでした。

そして 高齢者が安心して暮らせるための施設を夢見て 
施設作りにみんなが邁進したのでした。
八十路を半ば過ぎた方だったので 
施設完成を待ち焦がれていたのですが
途中半ばで入院する事になり 
悲しい日を迎えることになってしまいました。

高齢者が心から安心して暮らせるための施設とは・・
果たして この施設が 
それに適っているかどうか、
その目標に向かっているかどうか 
常に忘れてはならない。
Tさんの語った思いを忘れることなく
精進しなければと・・・・今一度心に刻みます。

本当に お世話になりました。
ありがとうございます。