楽しい施設生活の配慮とは?

久々に近くの介護施設で栄養士をしている姪に会いました。
かなり評判の良い施設で働いています。
彼女は150食分の給食を作るそうですが
いろいろなすごい工夫がありました。
利用者の方々の楽しみは 食べることが一番です。
食事はまず見た目で 食欲の度合いが変わります。
嚥下力の落ちた方々の食事は 刻み食とか流動食になります。
元の姿をとどめない流動食は寂しくて食欲も半減です。
しかし この施設では硬い物はある加工をして味も見た目も同じような物を作るそうです。
口の中に入れると同時に滑らかな流動食になるという・・
このような手の込んだ調理は 大変そのものですが
唯一の楽しみを損ねることなく
施設での生活を満喫して欲しいからだと言っていました。
「しんじょう よりあい」では三箇所の給食を作ります。
地域性があって それぞれの塩分度合いが異なります。
今日は「大関よりあい」でした。
「もうちょっと くどい(塩辛い)のが 好きなんじゃがの・・」
「う~ん どうしようかな・・・?」
彼女が羨望したのは 「しんじょう よりあい」では
取れたての新鮮な野菜が使えること、
写真は支援者の方から 今朝 頂いた朝もぎ野菜です。