二万人訪問行動のこと

とある飲み会でのこと。
「うちの姑さんいつまでいるんかの~?
ほとほと嫌になってしまうわ」
「ほやほや うちんとこもやざ、ちっともぼけんしの。
口やかましゅうて 怒られてばっかり・・」
「デイサービスから帰ってくる4時になると
自分の顔が変わるって」
「でもの、もう来年は91歳だし 私は我慢の子をしているの、
世間体もあるしの」
「ほやって 男は何も(手伝い)してくれんし
愚痴も聞いてくれんし・・長男のとこには嫁ぐもんじゃないわの」
還暦を過ぎた友人の会話です。
ちなみにお一方は他町の古い組合員。
話の輪の中に入れてもらえません、
なぜなら 次男に嫁いだ者には
そのような苦労など分かるはずがないからだと。
ましてや 突然の玄関先の挨拶程度では
真意は話してもらえるはずはなく、
今全国で行われているという「訪問行動」の難しさを
思い知らされた次第です。
写真は まだ未完成の風呂場です。